1947-11-12 第1回国会 参議院 予算委員会 第18号
非常に元の石橋豫算なるものは惡い豫算であるということをお認めになつておることであるならば、これに對處するところのもつと何かやり方があつたのではなかろうか。六月十一日に經濟緊急對策なる八項目を發表になつております。なつておりますが、併しながらそれは一つの意見であつて、これを實行するのにはどうしてもこの補正豫算というものがなくてはできない。これは初めから分つている。
非常に元の石橋豫算なるものは惡い豫算であるということをお認めになつておることであるならば、これに對處するところのもつと何かやり方があつたのではなかろうか。六月十一日に經濟緊急對策なる八項目を發表になつております。なつておりますが、併しながらそれは一つの意見であつて、これを實行するのにはどうしてもこの補正豫算というものがなくてはできない。これは初めから分つている。
私は敢て石橋豫算を辯明する考えは持ちません。私共も石橋豫算に對して、完全無缺のものとは考えておるのではないのでありますが、又これは黨を代表して私はこれを敢て辯明する者でもない。ただ私がその當時の考えで、國務大臣として、文部大臣は一國の通義の育成に對して非常なる責任を持つておられる。その地位においていささか暴言ではなかろうかと考えた。